A biotechnology pioneer since 1980, Amgen has reached millions of patients around the world.
アムジェンは、患者さんが関心のある分野について学べるよう、多数のリソースを用意しております。
2020年5月8日
重篤な疾病と闘う患者さんの治療ニーズに応える医薬品の創出には大きな投資が必要であり、創薬におけるイノベーション促進のために、特許権の保護はアムジェン社のみならず、バイオテクノロジー並びに医薬品産業全体にとって必要不可欠です。アムジェン社は創薬におけるイノベーションを保護するため、特許権の侵害に対しては一貫した措置を講じます。その結果、将来にわたって革新的な医薬品を創出し、患者さんに届けることが可能となり、最終的には、患者さんへの貢献につながるものと確信しています。
PCSK9と呼ばれるヒトプロタンパク質転換酵素を阻害する抗体に関するアムジェン社の特許権に関連した審決取消訴訟と特許侵害訴訟について、サノフィ株式会社が上告受理の申し立てを行っていましたが、最高裁判所は、本年4月24日付にて、上告不受理の決定をしました。これにより、アムジェン社の特許権が有効であり、サノフィ株式会社の販売するプラルエント®(一般名:アリロクマブ)が、アムジェン社の特許権を侵害しているとした知的財産高等裁判所の判決が確定し、日本国内でのプラルエント®の生産、譲渡、輸入又は譲渡の申出が禁じられることになりました。
日本におけるレパーサ®(一般名:エボロクマブ)の製造販売業者であるアムジェン株式会社は、医療現場に混乱が生じないよう細心の注意を払いながら、速やかに本決定に基づき、対応していく予定です。共同販売会社であるアステラス製薬株式会社と、医療関係者を含む関連パートナーとの緊密な連携の下、PCSK9阻害剤による治療の継続を希望する患者さんの利益を最優先に努めてまいります。
レパーサ®はLDLコレステロールを大幅に低下させる世界で初めてのPCSK9阻害薬です。アムジェンの科学者は、PCSK9とその体内での阻害の役割を解読し、世界では初めてこのクラスの抗体薬を発明しました。
重要な製品情報
効能・効果
家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症
ただし、以下のいずれも満たす場合に限る。
効能又は効果に関連する使用上の注意
〔HMG-CoA還元酵素阻害剤による治療が適さない場合〕
本剤は以下に示す患者に使用すること。
用法及び用量
家族性高コレステロール血症ヘテロ接合体及び高コレステロール血症:
通常、成人にはエボロクマブ(遺伝子組換え)として140mgを2週間に1回又は420mgを4週間に1回皮下投与する。
家族性高コレステロール血症ホモ接合体:
通常、成人にはエボロクマブ(遺伝子組換え)として420mgを4週間に1回皮下投与する。効果不十分な場合には420mgを2週間に1回皮下投与できる。なお、LDLアフェレーシスの補助として本剤を使用する場合は、開始用量として420mgを2週間に1回皮下投与することができる。
用法及び用量に関連する使用上の注意
HMG-CoA還元酵素阻害剤による治療が適さない場合を除き、HMG-CoA還元酵素阻害剤と併用すること。
※詳細は最新の添付文書をご覧下さい。
アムジェン社について
アムジェン社は、重篤な疾患に苦しむ患者さんのために、生物学的に革新的な治療を探索・開発・製造・提供する可能性を切り開いていきます。このアプローチは、疾患の複雑性の解明と人体の生物学上の基本を理解するために、先進的なヒト遺伝学などの手法を活用することから始まります。
アムジェン社は、アンメット・メディカル・ニーズが大きい領域に焦点を絞り、生物製剤の製造に関する専門知識を活用して医療効果の向上と人々の生活に画期的な改善をもたらすソリューションを追求しています。1980年に創業したバイオテクノロジーのパイオニアであるアムジェン社は、世界最大の独立バイオテクノロジー企業に成長し、世界中の多くの患者さんに貢献しており、革新的な可能性が期待されるパイプラインを開発しています。
詳細については www.amgen.comをご覧になるか、ツイッターアカウント(www.twitter.com/amgen)をフォローしてください。
アムジェン株式会社について
アムジェン株式会社は、世界最大規模の独立バイオテクノロジー企業である米国アムジェン社の日本法人です。2013年10月にアステラス製薬との合弁会社であるアステラス・アムジェン・バイオファーマとして事業を開始し、2020年4月1日にアムジェン社の完全子会社となり商号を変更しました。アムジェン株式会社では、循環器疾患、がん、骨疾患、炎症・免疫性疾患、神経疾患を始めとするアンメット・メディカル・ニーズが高い領域に焦点を絞り、現在、約600人の従業員が、「To serve patients – 患者さんのために、今できるすべてを」というミッションのもと、臨床開発から販売までの活動を行っています。